2014〜最近作
彼岸花 刈り入れ終えて 咲き乱れ

空仰ぎ プレゼント待つ クリスマス

窓を拭く 飛び込んでくる 雪けしき

ふきのとう ほんのり苦く やがて春

 
円安に 年金暮らし 心躍る

猛暑過ぎ 重き稲穂の 風にゆるる

刈り終えし 苦労詰めて 秋となり

赤とんぼ 毬栗田んぼに 乱舞す

鳴き声すれど  姿見せぬ ホトドギス

行かずとも 花見三昧 山桜

親鳥の まねてなく   小鳥たち

会話なく 来る人もなく 猫とたわむる

えだまめもビールも進む秋の夕暮

往く人の よそおい軽やか 行楽の秋

コンバイン唸りを上げて稲を刈る

足元で ゆらり揺れてる あきざくら

朝日浴び 黄金かがやく 稲穂かな
2013最近作
春めくも 三寒四温で ぎゃくもどり

「うっとりと ショパン三昧 酔いしれて」

「9号線 衣がえして 緑もえ」

「猛暑過ぎ 稲穂の重き 風にゆれる


「マウスより クワ持つ姿 様になり」

網戸越し 虫の合唱 秋の気配

見たような 服着て立つ かかしかな

匂いに 秋を感じる キンモクセイ

青春は 思いでと共に 蘇る
2012最近作
恐きもの 鳴かぬ鳥のありやなしや

収束 宣言異議あり 私だけ?

小春日に ひっそり首だす つくしんぼ

今がいい その時々で 今がいい

そよ風に ワルツのこころで 春を楽しむ

遅咲きの さくら満開 酔いしれて 


下手な川柳の・・・よこづき

感動は時に素晴らしいものを生み出します。

いつまでも感動する心を持ち続けたいと思います。

「音楽」に感動し、「書物」に感動し、ふれる「景色」に感動し・・・



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                ** 鍵盤に踊る指先魅了され

 酔いしれて身も心もスイングし

 感動が冷めやらぬうちにと急ぐ家路

 酔いしれてほろ酔い気分のジャズライブ

手料理に 砂糖と塩に 夢たくし

酢料理に 今日も励む ダイエット

人と書き のみこむ 姿 あいらしい

晴れ舞台 ハラハラドキドキ 舞台うら

こうべたれ たわわに実る 稲穂かな

すずしげに みどりの若葉 かぜにゆれ

蝉しぐれ 夏のおわりのハーモニー

夏ゆくか ぴタリとやんだ 蝉時雨

風のまに 稲穂のささやき サワサワと

山里に ひかり輝く 稲穂かな

コスモスに ゆらり誘われ 秋探し

ハラハラと落ち葉のトンネルこれぞ秋

木立茂る 二千有余年に 思いはせ
(比叡山を訪れて)

ご時世か 余剰人員の ボランテァ

じらせつつ 今宵一夜 と咲き誇り
  (月化美人に魅せられて)

往く雲と 山の景色と 黄金色
  (刈取り近し)

朝もやに 味わうコーヒー 格別なり

北風に 風鈴の音 秋の気配

25℃でも 陽炎立つ 昼下がり

恐きもの 鳴かぬ鳥の ありやなしや

薬ずけ 無理のきかない 年となり

旦那様 聞ぬふりして 知らぬ顔

ふらり来て ひと寝いりして また来るわ

黄金色 苦労をつめて 秋となる

幾年か 苦労重ねた しわの数

幼子に わが子重ねて ふと涙す

恐きもの 鳴かぬ鳥の ありやなしや

収束 宣言異議あり 私だけ?

今がいい その時々で 今がいい

小春日に ひっそり首出す つくしんぼ

そよ風に ワルツのこころで 春を楽しむ

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